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2022年7月9日土曜日

「性格」から見た小室圭くん-眞子さんとの相性-


  はじめに    


 今回は、性格についての分析の対象として、小室圭くんを取り上げてみます。
 彼は、一応、「一般人」という立場ですが、皇位を継ぐ立場の人とごく近い姻戚関係にあり、彼自身も、眞子さんとの結婚に関することで、マスコミに対してアクティブな動きをしておりますので、単なる一般人とは言えないと思います。それで、パブリックな場で、取り上げさせてもらいました。
 この分析が、彼や眞子さんにも多少とも役に立ってくれるものと期待もしています。




 

  性格傾向の項目  


1)妙にフライドが高い
2)多くの人たちの中に溶け込むのが苦手である
3)自分の「だめな」ところを決して人には見せようとしない
4)自分に自信がない
5)行き詰ると、現状を回避する


 では、一つずつ、順に説明していきます。

  各性格傾向の解説  


1)妙にプライドが高い

 別にひどく傲慢なところがあるという訳ではなく、時に、自信のなささえ感じられるのですが、彼には、現実の自分以上に、「自分をよく見せよう」とする傾向があります。関西風に言えば、「ええ格好しい」です。たとえば、昨年、法律事務所に提出された経歴書の中に、虚偽の記載ではないかという点が、いくつかマスコミにより指摘されています。




 また、通常、身分の違いとか、経済的な格差があれば、皇族の女性と付き合うことに対して、多くの男性は「引いてしまう」のではないでしょうか。その点、彼は、眞子さんとの「格差」をまったく気にしていないかのように見えます。むしろ、自分が眞子さんにふさわしい人物であると考えているようにも見えるのです。


2)多くの人たちの中に溶け込むのが苦手である
 多くの報道を見ていて、「友人」と言えるような人たちが登場し、彼らがコメントを述べるようなことを目にする機会はほとんどありません。元同僚の話では、「小室さんは他人と交流しない人で、あいさつもしなかった」、「小室さんのプライベートな話は一度も聞いたことがない」とのことです。それは、彼が孤独が好きというのではなく、「対人緊張が強い」ためと考えています。



 
たぶん、「親友」と呼べるような人はおらず、せいぜい少数の「仲間」と言える程度の人がいるくらいでしょう。その人たちは、彼に対して積極的に「好意」を示してくれたような人たちであり、それゆえ、小室くんが彼らに近づくことができたと考えられます。


3)自分の「だめな」ところを決して人には見せようとしない

 大学卒業後に就職した一流銀行を、彼は、数年で辞めています。その時から眞子さんと付き合っていたのですから、その職場を辞め、フリーター同然のパラリーガルになるという選択は、眞子さんとの結婚にとってはマイナスになると考えるのが普通です。
 では、なぜ辞めたのか?

 彼は語学は堪能だったようですが、他の同僚と比べると、銀行の業務をうまく処理できず、仕事がうまくいってなかった可能性があると考えています。どうも、職場での評価は低かったみたいです。また、2)で述べた理由で、仕事がわからない時、それを気軽に聞けるような同僚や上司が、ほとんどいなかったのではないでしょうか。その結果、「仕事に行き詰っていた」可能性があります。彼に対するパワハラめいたことがなかったのであれば、それが主な退職の理由だと考えます。

 そのような困った状況であれば、普通なら誰かに相談しそうなものですが、彼は、その相談ができなかったと考えられます。なぜなら、それは自分のだめなところを人にさらすことになるからです。誰にも相談をしていないので、彼の退職の理由もはっきりしないままだったと考えられます。


4)自分に自信がない
 これまで述べたように、彼は、いまの自分以上に自分をよく見せようとしますし、逆に、だめな自分は極力見せないようにします。そのことを裏返して言えば、彼は「自分に自信がない」と考えられます。
 つまり、自信というのは、よいところも、悪いところも、「ありのままの自分」を自分が受け入れることで生まれるものだからです。彼には、それがまったくできていません。


5)行き詰ると、現状を回避する
 3)で述べたように、彼は、一流銀行に就職しますが、たぶん、仕事がうまくいかなくなり、精神的に行き詰っていたと考えられます。そのような時、彼のとった行動は、ストレス状況であるその職場から逃げるという選択だったと考えています。もちろん、まわりには、「やりたい仕事があったから」など、言い訳したかもしれませんが、本当の理由は、現状からの回避です。



 弁護士になるため、渡米したというのも、眞子さんとの結婚に際して、彼の家庭環境や母親の金銭問題がマスコミにたたかれたことで、その現状から回避するためではないかと考えています。だから、帰国することは、彼にとって不安や恐怖が再燃することであり、それをまわりが勧めても、彼にとって日本に戻ることはなかなか難しいことではないでしょうか。
 
つぎに、この性格分析に関連する事柄について、少し述べてみます。


二人の性格的な相性は? 
 結論的に言えば、性格という観点から見た小室くんと眞子さんとの相性は、「とてもいい」と思います。
 というのも、眞子さんは自分なりの「基準」や考えをもっている人で、身近な人に対してはそれを強く主張する人ではないでしょうか。相手がそれに反発するようであれば、相手との間に衝突が起こるのですが、小室くんの場合、彼は強く出るような相手に弱く、事を構えるのは避けたい人なので、たぶん、ふたりの間では、激しい対立は起こりにくいと考えられます。また、自信がなく、対人緊張の強い小室くんに対して、社交的で、人との交渉ごとに長けている眞子さんは、小室くんにとって頼りになる存在だと考えられます。
 このように、互いの長所、短所を互いに補うような関係にあるので、二人は一緒にいることに居心地の良さを感じているのだと思います。それが二人が強く相手を求めている理由ではないでしょうか。


小室くんは「悪(わる)」?
 小室くんの場合、週刊誌などには、「履歴書に虚偽の記載をする」、「皇室を利用している」など、「悪意の人」といった書かれ方をされています。ですが、それは適切ではないと思います。先に述べたような「ええ格好しい」といった性格傾向がやや行き過ぎただけかもしれません。また、自分に自信かなく、社会人としてうまく生きられない彼が、「よらば大樹」と考えるのも、生き残るための方法に過ぎないのではないでしょうか。それらのことは、誰にでも起きうることだと考えます。


二人の今後は?

 一つ気がかりなのは、今後、小室くんが努力を怠り、眞子さんに甘えてばかりいると、眞子さんに愛想をつかれ、見捨てられる可能性もなくはありません。その時、彼には、逃げるところがなくなる訳で、ある種の危険な状態が生じるのではないでしょうか。そうならないことを、ただ祈るばかりです。

□関連記事は、「性格」から見た水原一平さん-その「強運」と「失敗」-です。



【参考文献】

 

 
 

 
 
 


2022年7月5日火曜日

「性格」から見たプーチン-(1)-なぜウクライナ侵攻を始めたのか-

  はじめに    

 ロシアによるウクライナへの侵攻が始まって、4ヶ月が経ちました。この悲惨な戦争がいつまで続くのか、それを考えると憂鬱にもなります。😢

 ところで、なぜ、プーチンがこのような無謀とも思えるような行動にでたのか、不思議に感じる人は少なくないと思います。そこで、「性格類型」という観点から、プーチンの「性格」、つまり、彼の考え方や行動を読み解いてみたいと思います。



 では、プーチンの性格傾向を8項目、取り上げてみます。

  性格傾向の項目  


1)尊大・気位が高い
2)自らの「内なる」価値観や理想があり、それにこだわりを示す
3)そのこだわりに対して、ひどく「頑固」である
4)「精力的」である
5)気が小さい
6)人任せにできない
7)気の短さ
8)意外に、外的なものごとに「疎い」ところがある

 つぎに、一つずつ、説明をしていきます。

  各項目の解説  


1)尊大・気位が高い

 今回のウクライナ侵攻は、プーチンがロシア帝国の復活を目指して起こした戦争という考えがあります。それで、彼が「皇帝気取り」になっているという見方もありますが、彼の尊大で、超然としたその態度は、彼本来のものと考えています。彼の「気位の高さ」というものは、元来のものです。



2)自らの「内なる」価値観や理想があり、それにこだわりを示す

 プーチンの主な関心は、彼の内側を向いています。ある意味、彼は「自分の世界の中で生きている」といってもいいかもしれません。今回の侵略においては、ロシア帝国の復活ということが彼の「内なる」理想であり、価値観のすべてだと思います。まわりの人たちやわれわれには、それを理解することは難しいかもしれませんが、彼は、それに強いこだわりを示しています。



3)そのこだわりに対して、ひどく「頑固」である

 その内なる理想に対して、彼は、著しいこだわりを示します。しかも、かなり「頑固」なこだわりです。だから、多少戦況が不利になるなどの「外的な要因」によって、彼の考えが変わることはないと思います。まわりがどう言おうと、ひたすら、内なる理想に向かって突き進むと考えられます。もし、彼の考えが変わるとしたら、プーチンが価値を置いているものが、今回の侵攻により損なわれる時かもしれません。



4)「精力的」である

 おなじく、彼がこだわっていることに対しては、エネルギッシュな活動を示します。たとえば、今回の侵攻後の、西欧側からの制裁やロシア包囲網に対して、つぎつぎと彼は「手」を打ってきています。ただ、その手のすべてが有効かといえば、そうとも言えないですが‥‥。



5)気が小さい

 尊大な態度だけを見ていると、彼は「大胆」な性格の持ち主だと思いがちですが、意外にも、彼には「慎重」で「臆病」な側面があります。たとえば、この侵攻に対する計画にかなりの時間をかけており、侵攻前には、西欧諸国の出方を慎重にうかがっていたようにも見えます。また、報道によると、彼には新型コロナウイルスに感染することへの恐怖心があり、そのため、外国要人との会議では、かなりの距離をとって座っています。



6)人任せにできない

 これも気の小ささからくるものであるが、彼がこだわっているものごとで、それが自分の思うように進んでいない場合には、それが心配で人任せにはできず、すべてを自分の手でやろうとする傾向があります。
 キーウ攻略が失敗に終わった後、プーチンが、直接、軍に対して細かい指示を出しているという話が情報筋から流れたことがあります。



7)気の短さ

 外国の要人などに対しては、相手に反感を抱かせるような態度をとることはなく、いたって冷静な態度をとり続ける半面、身内といえる人たちや自分の部下など、自分が怒りを示しても「安全」なような人たちに対しては、些細なことに対しても、すぐに怒りを爆発させる傾向があります。
 また、外国の首脳との会談の際、プーチンが「遅刻」することは、珍しいことではないとされています。ところが、2022年7月、イランで行われた、トルコ大統領のエルドアンとの会談の時、逆に、プーチンが、50秒間、待たされている画像が公開されています。待たされている時の、プーチンの居心地の悪そうな姿からも、彼の気の短さがうかがわれるのではないでしょうか。


 
8)意外に、外的なものごとに「疎い」ところがある

 今回の侵攻では、作戦の失敗や事前の情報収集の不備が明らかになっています。その理由として、プーチンには、「意外に見ているようで、人やものごとが見えていない」ような面があると考えられます。

◇プーチン・シリーズの続きの記事は、「性格」から見たプーチン (2)-核兵器の使用の可能性-です。


「性格と精神疾患」:志村宗生;金剛出版、2015

「ことばのクスリ-薬に代わるこころのケア-」:志村宗生;東京図書出版、2023





 

 

 

 

「性格」から見た水原一平さん-その「強運」と「失敗」-

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